資産形成、資産運用を行わないリスクご存知ですか?
皆さんこんにちは、hbstanです。
賢く生きるをテーマに役に立つ情報をアウトプットしています。
今回はiDeCoや企業型DCのも呼ばれる、確定拠出年金制度についてご紹介します。
人生80年時代と言われる今日、定年後や老後のために働くわけではありませんが、セカンドライフは不自由することなく、悠々自適にゆとりある生活を過ごしたいですよね…私はそうなりたいと思っています。
今後定年も延長となり、年金をもらえるようになるのは65歳、もしくは70歳となっていくかもしれません。
これから先は自分自身がどれだけ準備できるかによって変わっていきます。
という方のご参考になればと思い、記事を書きました。
私の会社でも、2017年11月から企業型DCを導入しています。
その時の体験談や実際の例を交えて皆さんにお伝えできればと思います。
確定拠出年金とは
確定拠出年金(DC)制度とは個人もしくは個人の事業主が掛け金を拠出し、その個人が掛け金を使用して資産運用を行い、その運用結果を年金や一時金(退職金)として受け取れる制度です。
原則として掛け金を60歳まで拠出し、60歳以降にその運用益を受け取ります。
この原則が受け入れられるかがポイントですね。
今あるお金を60歳以降のセカンドライフに回すか、否か。
そのバランスを見極めることが重要です。
確定拠出年金制度は、セカンドライフでの日常生活費が公的年金だけでは賄えなくなる恐れがある年金2000万円問題でも取り上げられています。
金融庁のワーキンググループより有効な資産形成、節税制度の一つとして挙げらました。
長期投資を行うことで、価格の値動きをなだらかに右肩上がりで持っていこうというものです。
同じ資産運用、節税で有効なものには
があります。
ご参考までに読んでみて下さいね。
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日本の年金制度
日本の年金制度は大きく3つあります。
この内の「自助努力」と言ったところを強化していくために、確定拠出年金などの制度が始まっています。
確定拠出年金の種類
確定拠出年金には「個人型確定拠出年金(iDeCo)」と「企業型確定拠出年金(企業型DC)」があります。
個人型は個人で、銀行や証券会社の金融機関を選んで掛け金を拠出し、商品を選び運用します。
企業型は企業が選んだ金融機関に企業+個人が掛け金を拠出し、そこで働く個人が商品を選び運用します。
企業型の場合は一時金の一部を掛け金として拠出している企業もありますし、企業毎にルールを定めています。
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iDeCo、企業型DCの共通点
個人型、企業型に共通点、それは運用結果は自己責任ということです。
増えようが減ろうが、それは運用した人の責任となります。
なので拠出金額、運用商品、運用商品の投資比率、リバランス(投資比率の修正)などをよく考えて運用する必要があります。
また運用口座を管理するのには費用がかかります。企業型DCでは会社で運用費用を負担するところもありますので、会社の制度をよく確認しておきましょう。
運用商品の種類について
運用商品の種類については個人型、企業型ともにそれぞれの金融機関、もしくは企業が選抜したものの中から選ぶことになります。
種類は元本確保型である保険や定期預金であったり、国内外株式、国内外債券、REIT、コモディティなどを対象に投資する投資信託などがあります。
投資信託にも指標に連動するパッシブ運用や、指標を上回る運用を目指すアクティブ運用があります。
ローリスクローリターンでコツコツ運用
ハイリスクハイリターンでガンガン運用
などどの投資信託にするか選ぶ必要があります。
私の会社でも企業型DCを導入していますが、確定拠出年金セミナーや個人の性格分析などを行って、どういった商品がいいか、向いているかなどで選びました。
因みに私は海外株式等に重きを置く、ハイリスクハイリターン派でした!
私の運用事例
ご参考までに、実際に私が企業型DCで運用している商品は…
野村DC運用戦略ファンド
DCニッセイ日経225インデックスファンドB
三井住友DC海外株式インデックスファンド
の3商品です!2017年〜2020年11月現在までの運用利回りは9%ほどです。
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確定拠出年金のメリット
確定拠出年金のメリットとして、掛け金や運用益に所得税や住民税(合わせて20.315%)などの税金がかからず節税できることがあげられます。
また企業型の場合は給与から控除されるDCの掛け金に、社会保険料もかかりません。
さらに運用益を年金として毎年受け取った場合、一定金額まで公的年金控除の対象になります。
一時金(退職金)として受け取った場合、一定金額までが退職所得控除の対象となります。
確定拠出年金のデメリット
確定拠出年金のデメリットは、やはり運用益を受け取るのは原則60歳以降といったところでしょうか。
せっかく稼いだお金が降ろせないのは少し怖いですね…なので私生活に影響のない金額はいくらかよく考えてからやっていきましょう!
まとめ
というわけで今回は、確定拠出年金制度(iDeCo、企業型DC)の概要について記事を書きました。
みんなで正しく制度を理解し、セカンドライフも不自由することなく生活する為に、まずは自分ができることを考え、資産形成、資産運用を始めてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。