日中働くサラリーマンが、睡眠時間を削ってまで株の取引をするのって大変ですよね…
みなさんこんにちは、hsです。
賢く生きるために役に立つ情報をアウトプットしています。
今回は米国高配当ETFの1つである 「QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF」についてまとめていきたい思います。
以下の6点を簡単にまとめています。
- QYLDについて
- QYLDの購入方法
- 配当金について
- 良いところ
- 懸念点
- ポイントまとめ
- 最近QYLDのことをよく聞くけど、どういった銘柄なのか調べている。
- QYLDの配当金、分配金で不労所得生活をしたい!
- 毎月配当金が入る高配当の米国株ってないの?
なにも知らずに投資をするのは、誰でも怖いですよね。
この記事を読むと、「QYLDから配当金をもらう人の感覚」、「どんなことを考えて買っているか」がなんとなーくわかります。
買ってから銘柄を知っていくのでも、遅くはないと思います。
- QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFとは
- ETFとは
- カバードコール戦略について
- QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFが購入できる証券会社
- QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF現在の株価推移チャート
- QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETFの分配金支払い月
- QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの組み入れ銘柄
- QYLDの経費率(信託報酬)
- QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの分配金にかかる米国と日本の二重課税
- QYLDの良いところ
- QYLDのリスク・懸念点
- QYLDポイントまとめ
↓応援よろしくお願いします。
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFとは
(ティッカー:QYLD)グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFとは、米国のグローバルX社が運用する、カバードコール戦略を利用したETFです。
グローバルX社は大和証券グループと日本で合併会社を設立していて、日本でも様々なETF等を展開してますね。
ETFとは
ETFとはExchange Traded Fund(上場投資信託)のことをいいます。
複数の銘柄に分散させた、投資信託を株式のように取引することができます。
分散効果により、1つの銘柄が値下がりしたとしても、その他の銘柄が値上がりすると値下がり分をカバーし株価を保つことができますね。
カバードコール戦略について
カバードコール戦略とは
NASDAQ100指数に組み入れられている株式を買い、NASDAQ100指数のコールオプションを売ります。
コールオプションとは
とある期日にある物を特定の価格で買う権利のことを言います。
補足:プットオプションとは
とある期日にある物を特定の価格で売る権利のことを言います。
カバードコール戦略とは
「カバードコール戦略とは、原資産(株式、債券、通貨など)を保有しつつ、コールオプションを売る戦略です。保有する原資産について、権利行使価格以上の値上がり益を放棄する対価としてオプションプレミアムを受け取ります。」
これにより、通常より高い利益をある程度確実にグローバルX社が得ることができるようになるため、投資家が高いインカムゲイン受け取ることができます。
・損失が出た時
損失額−(配当金+オプションプレミアム)
となるため、損失額を少なくすることができます。
・権利行使価格以下で値上がり益がある時
値上がり益+配当金+オプションプレミアム
となるため、より利益が出ます。
なので本当にめっっっちゃ値上がりした時は、ちょっぴり損…でも本当に株価が上がるかどうかは誰にもわかりません!!
投資家ならば誰もが夢見るであろう、一発逆転のキャピタルゲインでの大儲け、テンバガー。
一発逆転はねらいません・・・そのかわりこれぐらいの金額は保険としてください!
と言った感じですね。
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFが購入できる証券会社
QYLDは楽天証券、SBI証券、マネックス証券で購入することができます。
最近になり、各証券会社で同じグローバルX社から兄弟ETFのような
も取り扱われるようになりましたね。
果たしてどのETFが一番良いのでしょうか・・・
SBI証券で購入する場合
為替手数料や売買手数料、気になりませんか?
住信SBIネット銀行でドル転後、SBI証券の米国株アプリで米国株を購入すると、為替手数料が
25銭 → 4銭or2銭
に抑えることができます!
以下の記事でまとめています。ぜひ一度でいいので読んでみてください。
楽天証券で購入する場合
下の記事では、証券会社毎の米国株取引にかかわる手数料比較をしました。
皆さんが今後使用するであろう、証券会社選びの参考になるはず!
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF現在の株価推移チャート
QYLD現在の株価はこのようになっています。
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETFの分配金支払い月
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETFは、毎月分配金が支払われます。
毎月配当を得るために、3銘柄以上購入することもありますが、QYLDなら1銘柄で毎月配当金(分配金)が入ります。
毎月配当の銘柄は他に MAIN、PSEC ETFでは SRET などがあります。
下の記事にある MAINとPSECはBDC銘柄であり、配当利回りが5%以上なので高配当株投資家に人気です!
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの分配金推移
2017年からの1株あたりの分配金と、私がこれまでにもらった分配金、保有株数を簡単にまとめました。
青い折れ線グラフ:1株あたりの分配金となっており、0.2USドル付近で安定して推移していますね。
1株あたりの分配金の金額は、グローバルX社の分配金カレンダーに掲載されています。
私がこれまでにQYLDから分配金を受け取った結果をブログにまとめていますので、良かったら読んでみてください。
2022年3月←入金月に変えました。
難しいことは考えてません。分配金と自分がその月にもらった給与、預金率を踏まえて「買えるとき」に「負担なく買えるだけ」買っています。
QYLDガチホです。
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの組み入れ銘柄
2022年3月現在のQYLD組み入れ銘柄上位10銘柄をご紹介すると
- AAPL 12.81%
- MSFT 10.26%
- AMZN 6.85%
- TSLA 3.97%
- GOOG 3.94%
- GOOGL 3.74%
- NVDA 3.68%
- FB 3.26%
- CSCO 1.91%
- AVGO 1.91%
となっています。
GAFAMを始めとした、名だたる企業が組み入れられていますね。
QYLDの経費率(信託報酬)
経費率とは、運用会社(ここではGrobal X社)に払う、自分が保有するETFの純資産に対する経費の比率(年率)です。
純資産から毎日日割りで経費が引かれます。
QYLDの経費率は0.6%となっていますね。
同じNASDAQ100指数に連動するQQQの経費率は0.2%なので、QQQと比較すると少し高いイメージです。
QYLD グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETFの分配金にかかる米国と日本の二重課税
日本の証券会社で米国株の配当金、分配金をもらうときには、2つの課税があります。
- 米国現地課税の10%
- 日本の所得税15.315%+住民税5%
例 1000円配当金が入った場合
米国現地課税 1000円−100円(1000円の10%)=900円
日本所得税+市民税 900円-182.835円(900円の20.315%)=717.165円
となります。
QYLDの分配金は「28%税金で引かれる」と覚えておくとわかりやすいですね。
QYLDにかかる税金を外国税額控除で取り戻す
30%も引かれると投資する意味を疑いたくなりますよね…
確定申告で「外国税額控除」を申告すると、二重課税された分を日本の所得税、住民税から差し引くことができます。
「総合課税」「申告分離課税」どちらでも適用されます。
一般NISAで保有すると日本の課税がなくなる
一般NISAでQYLDを保有すると、分配金に日本の課税20.315%がなくなります。
課税が少なくなればその分手元に入る分配金も多くなるので、一般NISAでの保有も考えておきたいですね。
デメリットとしては、損益通算ができなくなることです。
ですが5年間そこそこの分配金をもらい続ければ、そんなこともなくなるでしょう。
ただし一般NISAでの配当金、分配金には、確定申告の「外国税額控除」は適用できません。
外国税額控除は、あくまでも二重に課税されてしまっているための措置ですので…10%の税金はかかります。
とにかく税金を払いたくない人には、配当課税がない国のADR+一般NISAの組み合わせがオススメです!
わたしはBTIを一般NISAで保有し、インカムゲイン・キャピタルゲインも得ることができました。
QYLDの良いところ
QYLDの良いところは
- 毎月配当金がもらえるので、その配当金を再投資に使用し複利の効果を期待できる。
- 配当利回りが10%超でめちゃ高い
と言ったところです。
利回り計算方法
配当(分配金)利回りの計算方法は
年間配当利回り(%)=年間での1株当たりの配当(分配)÷株価
で計算できます。
利回りが10%を超える銘柄はほぼありません。
なおかつ値動きもそこまで大きくありませんので、安定して大きな配当を得たい人にはぴったりです。
QYLDの分配金でさらにQYLDを買い増すことで、複利の効果を大きく得ることができますね。
QYLDのリスク・懸念点
QYLDのリスク・懸念点としては
と言ったところですね。
QYLDポイントまとめ
今回のポイントを3点まとめます。
- QYLDは、グローバルX社が運用するETF。
- QYLDは、カバード・コール戦略によりインカムゲインを得ている。
- 毎月配当により、再投資を行うことで複利の効果を得ることができる。
今回はQYLDについてまとめました。
高配当ETFや高配当米国株に投資することで、毎月入ってくる配当金がさらに楽しみになりますね。
私も少しずつ買い増し中!
自分が買おうとしている銘柄をよく理解し、複利の効果を最大限に得られるようにしたいですね!
くれぐれも投資は自己責任で行っていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。