みなさんこんにちは、hbstanです。
賢く生きるために役に立つ情報をアウトプットしています。
今回は楽天証券アプリでの米国株式購入方法や売買にかかる取引手数料、為替手数料、税金についてまとめていきます。
と言うことを考えている方のお役に立てればと思います。
- 楽天証券とは
- 楽天証券を使うなら楽天銀行と連携!(マネーブリッジ)
- 楽天証券アプリで米国株を買うためにやること
- 米国株銘柄を検索するための設定をしよう
- 楽天証券で米国株を買った際の取引手数料
- 主要4社の米国株式手数料比較
- 米国株にかかる税金
- 米国株は一般NISAでも買える!
- ポイントまとめ
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松井証券でも米国株式の取り扱いが始まりましたね!
楽天証券とは
楽天証券とは、楽天証券株式会社が運営するインターネット専業の証券会社です。
日本株をはじめ外国株や投資信託など、さまざまな商品を取り扱っていますね。
証券会社はほかにもSBI証券やマネックス証券、DMM.com証券、GMOクリック証券、松井証券などたくさんありますね。
各証券会社でよいところがたくさんありますので、自分の使いたい機能や見た目など自分にあうものを選んでいきましょう。
わたしは楽天証券とSBI証券を利用していて、日本株、米国株、投資信託をそれぞれ運用しています。
理由としては楽天証券はBDC銘柄を中心に、SBI証券はNISA口座での利用と為替手数料のメリットがあるためです。
楽天証券でもBDC銘柄が買えなくなったので、現在は保有のみです…
SBI証券の一般NISA口座で投資信託を運用した結果、以下の記事のようになっています…
楽天証券を使うなら楽天銀行と連携!(マネーブリッジ)
楽天銀行との連携(マネーブリッジ)をおすすめします!
おすすめする理由は2点あり
という利点があります。
楽天証券アプリで米国株を買うためにやること
楽天証券アプリで米国株を買うためにやること、設定することをご紹介します。
円建ての場合、楽天証券へ手動での入金は不要になった
楽天証券で米国株を買うために、まず楽天証券へお金を入金します。
以前までは米国株の購入にマネーブリッジの機能である自動入金、自動出金(スイープ)が使用できませんでしたが…
2021年4月より円建てで購入の場合、自動出金が可能になりました!
その為、マネーブリッジを設定している場合には、日本株と同じように楽天銀行から楽天証券へ自動で入金してくれます。
もちろん入出金手数料は無料!
その他の銀行を利用される方はその他の銀行から入金してくださいね。
外貨建ての場合
外貨建ての場合は、事前にドル転(円をドルに転換する)してから買付を行います。
楽天証券でのドル転には、為替手数料が「25銭」かかります。
円高の時にドル転し、円安になった時に米国株を売ると為替での利益も得ることができます。
為替手数料を抑えたい人はSBI証券
ドル転は住信SBネット銀行で行うと為替手数料が安いのでお勧めです。
以下の記事にてまとめていますので、ご参考にしてくださいね。
米国株銘柄を検索するための設定をしよう
自分が調べて買いたいと思う米国銘柄を調べます。
楽天証券のサイトから購入する場合は簡単に検索できますが、スマートフォンやタブレットPCで楽天証券のアプリ、iSPEEDを使用して米国株を検索する場合には設定が必要です。
iSPEEDで米国株を表示する方法
まず初めに、メニューの検索を選択します。
その後検索画面の銘柄名 or 銘柄コードの横にあるマークをタップします。
検索対象市場を選択する
上の画像の画面になりますので、一番下の米国株式(NYSE、NASDAQ)をタップします。
すると右側に✓マークが入りますので、これでiSPEEDの設定は完了です。
これで楽天証券アプリで米国株式を検索できるようになります!
後は銘柄を選んで売買するだけ!
後は自分の好きな銘柄を選んで買うだけです!
日本株のように板は見れませんので、価格を設定して待つのみです。
また現時点で全ての銘柄が買えるわけではありませんので、よく調べてから買いましょう。
楽天証券はMAINなどのBDC銘柄が豊富だった…
楽天証券では米国の高配当銘柄であるMAINやARCCなどを代表とする、BDC(Business Development Company)銘柄のほとんどが買えましたが、昨年末に買えなくなってしまいました…
また買えるようになることを願います。
楽天証券で米国株を買った際の取引手数料
米国株を取引するときは、日本株と同じように手数料がかかります。
楽天証券の場合米国株を1回取引する毎に、基本的に約定代金の0.495%が手数料となります。
買い、売りを行うと2回手数料を払うことになりますね。
楽天証券では約定代金によって、以下のように米国株取引の手数料が変わります。(108円で計算)
2.22USドル以下 0円 (240円以下)
2.22USドル超〜4444.45USドル未満 約定代金の0.495% (240円〜480000円)
4444.45USドル以上 22USドル (480000円以上)
割合で手数料が決まるので、値上がりして売却したとしても、その分手数料を取られてしまうと言うことですね。笑
4444.45USドル以上を買い付ける場合は金額が高ければ高いほど取引手数料がお得になるという事ですね。
楽天証券で米国株を売った時はSEC Feeがかかる
楽天証券で米国株を売ったときには、通常の手数料に加え、SEC Fee(米国現地証券取引所手数料)
がかかります。
ドルベースの約定代金×0.0000051USドルかかります(セントは切り下げ)
マネックス証券も同様にSEC Feeがかかり、SBI証券はSEC Feeがかからないそうなのです…
主要4社の米国株式手数料比較
税込みでの米国株式手数料比較です。
証券会社 | 最低手数料 | 基本取引手数料 | 上限手数料 | 為替手数料 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
楽天証券 | 0円(2.22USドル以下) | 0.495% | 22USドル | 25銭 | |
SBI証券 | 0円(2.02USドル以下) | 0.495% | 22USドル | 25銭 | SBI銀行なら為替手数料は4銭、外貨定期は2銭。 |
マネックス証券 | 0円 | 0.495% | 22USドル | 買付0円、売付25銭 | |
DMM.com証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 25銭。配当金が強制的に円貨決済され、為替手数料が100銭かかる。 | 円貨決済のみ。 |
私は当初なにも考えずに証券口座、一般NISA口座を開設してしまいました。
今思えばマネックス証券もよかったな〜とかもありますね。銘柄スカウターとか使ってみたい!
あまり口座が多いのも管理しきれないかなと思うので悩みどころです…
これから証券口座を開設する方の、参考になればと思います。
買付手数料無料の米国ETF 9銘柄
楽天証券では、VTやVTIなど下記9銘柄の米国ETF買付手数料が無料になっています。
VT
VOO
VTI
RMR
GLDM
AIQ
FINX
GNOM
経費率も含めると米国ETFではVOO、VTIが費用を抑えて投資することができますね。
米国株にかかる税金
米国株での売却益(キャピタルゲイン)には、日本株と同じように所得税、住民税の税金がかかります。
さらに米国株を権利確定日まで所持していることによって得ることのできる配当金には、それに加えて米国現地で決められた税金の10%が追加で課税されます。
米国株配当金の二重課税
米国株の配当金には、まず米国現地課税10%が引かれます。
10%引かれた金額に日本の所得税15.315%+住民税5%がさらに引かれます。
例 1000円配当金が入った場合
米国現地課税 1000円-10%=900円
日本所得税+市民税 900円-20.315%=717.165円
となります。
およそ28%かかると覚えておくと、わかりやすいですね。
このグラフを見ると税金もばかになりませんよね。
米国株の配当金をもらったら確定申告!
この米国株配当金にかかる現地の課税は確定申告することにより、所得額に応じた還付金を得ることができます。
この制度を外国税額控除制度と言います。
総合課税または申告分離課税を選択して確定申告を行うことで、日本株と同じような扱いにすることができます。
米国株は一般NISAでも買える!
一般NISAで買えば、売却益や配当金に日本でかかる所得税、市民税の課税がなくなります。
とてもメリットがありますので、検討しておきましょう!
ただし、損益通算ができなくなりますのでご注意ください。
ADR(米国預託証券)を一般NISAで買うと米国現地課税がかからず、その企業が所在する現地の課税となります。
BTIやGSKなど現地課税がない銘柄は、配当金が非課税となりますね。
ポイントまとめ
今回は楽天証券でのiSPEEDでの米国株の買い方や売買手数料、配当金にかかる税金をまとめました。
私も米国の高配当株に投資を始めたところです。
アメリカはこれからの将来も発展していく可能性が高いので、日本株と比較したり分析しながら投資を行っていきたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。